Tachibana art corporation

 

 ●『ディック・ブルーナの世界展
       〜ミッフィーとその仲間たち〜』

 ●6月14日(土)〜16日(月)
   AM10:00 〜 PM10:00

 ●正文館書店 知立八ツ田店
         
多目的ホールにて

 ●愛知県知立市八ツ田町曲がり57−1
      
地図はこちら

 ●0566−85−2341  

 

    ボールを持つミッフィーとニーナ 

■ディック・ブルーナのこだわり 〜 キーワードは100回と6色

日本では、「うさこちゃん」「ミッフィ」でお馴染みのディック・ブルーナ。

一見単純に見える「線」と「色」には、彼のこだわりが隠されています。
時には下絵を100回描いて、絶対にこれしかないという「線」を選んでいく。
そして、彼の絵には、僅か6色しか使われていない。


ミッフィーの絵筆

 

■出品作品 約15点
 オリジナル版画
(シルクスクリーン)
 平均イメージ・サイズ 
60cm×80cm
 平均価格 280,000円(額付き)

 
「赤はあなたの方へ向かってくる暖かい色」
愛情をいっぱいに受けている時や、お誕生日の時、犬のスナッフィが赤ちゃんを産んだ時など、幸せな時や楽しい時のシーンでは、背景が赤になっています。

ボリスの傘
 

「青はよそよそしい色」

そして冷たい色、あなたから去っていく色。怖さや寒さを描く時に使います。空や海を描く時とは別に、怖さや寒さの場面では背景が青。

星を見るミッフィー

「黄色も前に出てくる色」
赤と緑が暖かいのは、黄色が入っているから。

三角テントのミッフィー
 家の中、学校の教室、テントの中にいる時などのシーンでは、背景が黄色。家の中は暖かいものであるべきという考えから。
 

「緑は伝えたい事を伝えたいために必要な色」

植物や自然を緑で表し、同時に戸外にいる時のバックは緑。学校へ行く時の背景も緑。ミッフィの家を紹介する時も背景は緑。学校へ行く時の背景も緑。

そして、後年になって加えられた2色。

「茶色は使う事をためらいながら、必要に迫られて使うようになった色。」

 

「グレーもデザイン上必要に応じて使う事になった色。」

 以上6色が、ブルーナの世界に登場するカラーです。

 

■本展では、ブルーナ本人より販売許可が出たオリジナル版画を展示致します。

 この作品は、版画のために下絵を描かれた作品ですので、絵本の図柄とは色が違っていたり、加筆省略している、全くのオリジナル版画であり、ブルーナ直筆のサイン、限定番号が入っています。

 現在ヨーロッパにて販売されていますが、大変な売れ行き状況ですので、これから先、入手することが困難になることが予想されます。

 どうぞ、ブルーナの世界をお楽しみ下さい。

 

 

三羽のガチョウ

 

 

ピアノ弾き

 ブルーナは、オランダの抽象美術運動『デ・ステイル』の影響を受けています。徹底した直線構成、赤・青・黄の色彩など、限定した要素による純粋な表現をとる運動でした。

画家モンドリアンやリートフェルトのレッド・アンド・ブルーチェアが有名です。そして、ブルーナが大いに影響を受けた画家の一人に、マティスがいます。彼は、マティスから柔軟かつシンプルな「線」の動きを学んだのです。

多くの芸術家から影響を受けたブルーナは、今や、世界中の子供たち、そして大人の心にも、そのキャラクターを通じて多くのメッセージを残す画家となっています。


●正文館書店知立八ツ田店付近のご案内 

 

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